漢方薬の副作用について

漢方薬を服用し始めて数日後に体調不良が起きる方がいます。漢方薬の副作用だと驚かれる方が多いのですが、これは、体調が変化しているという状態で、好転反応である場合がほとんどです。漢方の言葉で「瞑眩(めんげん)」と言いますが、好転反応による体調不良はしばらくして収まります。それ以降は、症状が治まり、体調が良くなってくるのです。主な好転反応の症状は、だるさや眠気、便秘や下痢など、湿疹や皮膚荒れ、目やにが増える、尿の色が濃くなる、吐き気、発汗、そして、発熱や痛みが伴う場合もあります。
漢方薬は、体にやさしいお薬です。ですが、だからといって、漢方薬に全く副作用が無いというわけではありません。急激な副作用は滅多にありませんが、体にあっていない処方を飲み続けたり、一度に大量に服用すると副作用にみまわれることがあります。
また漢方薬は、食物などと同じように特定の生薬成分に対してアレルギーを持っている方もいます。好転反応である場合も、念のため、体調不良が出た時点で、医師に相談することが大切です。
体に優しい漢方薬ですが、内臓に疾患のある方は、注意が必要です。漢方薬には、内臓疾患に対して強い作用を及ぼす成分も含まれます。漢方薬を服用する際には、気になる体の諸症状とあわせて、健康診断などの結果による内蔵機能の状態も相談した方がいいでしょう。妊娠されている方も、サプリメント感覚で服用するのは避け、きちんと医師の診断を仰ぐべきです。
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